保育理念に込めた思い

むつみ家ももの木保育園 園長 青木宏晃

みなさんは非認知能力という言葉をご存じでしょうか？ ちょっと難しい言葉ですが、意欲とか自分のことを大切に思える気持ちとか粘り強さとか、他人への思いやり、リーダーシップなど、、テストの点数や偏差値などでは測れないけれど、人間が生きて行く上でとても大切な「生きる力」のことをいいます。これらの力を乳幼児期に身に付けることで、大人になってから大きな力が発揮できるといいます。この力は、子どもたちが自ら主体的に「遊び込む」ことにより身につきます。0歳から2歳までほんのわずかな期間、大きくなった子どもたちはおそらく何も覚えてはいないでしょうが、しかし、人生においては「生きる力の基礎力」を育てる大変重要な時期であると私たちはとらえています。そんな力をご家族はもちろん保育園、社会全体で育てていきたい、、、そんな思いが「保育理念」には込められています。